「馬の耳に声援」
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「そのまま〜!」「差せ〜!」などのセリフを思い浮かべた人は競馬フアンですね、御同輩。ヤラレてますな〜?、お互いに。
元は御存じ「馬の耳に念仏」。意味は、人が意見や忠告などをいくらしても全く効きめがないことのたとえ=つまり、馬に声援しても、無駄ってこと。
そりゃ、そうですよ。馬にはわかりません。人間の言葉は…。まして念仏なんて。
大切なお金を馬に賭けたなら、せめて声援は馬語でしなきゃ。ちなみに馬語で、「そのまま」は「ヒヒ〜ン」。「差せ」は「ヒ〜ヒヒヒ〜ン」。
「ヒヒ〜ン(差せ)」「ヒヒ〜ン」と叫んでいる人がいたら、それはボクです。ハイ。 |
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「早起きは三文の得。だったら親父は大金持ち?」
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原文は最初の一節の「早起きは三文の得」。意味は、早起きをすると何かしらの得があるという教えなんだけど…。
テレビもない、ゲームもない、遊ぶ所もない大昔なら早寝早起きが生活の基本だったんだろうけど。いまどき早起きするのは親父と年寄りくらいなもの。意味のない早起きしたって、廻りに迷惑かけるだけだと思うけどね。
もっとも、このことわざには別な意味もあること知っている?。もともとは、早起きしても三文の得しかならないという意味だったらしいよ。
ちなみに我が家の格言。「親父の早起き、家族の迷惑」。ゴメンナサイ。ボクが親父で〜す。ハイ。 |
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「若い時の苦労は、買う気が起きない」
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元々は<若い時の辛労は買うてもせよ>で、意味は若いうちにする苦労は人間を鍛えてくれるから、自ら進んで引き受けよ。な〜んだけれど、別に、苦労を知らなくても、旨くいく人は旨くいく。苦労をしても、失敗する人は、何度でも失敗するんじゃないの?。
苦労なんてものは、ある程度成功した人が、人生を振り返って偉そうに言う決まり言葉。
これからの人生どうなるかわからないうちに、買う気なんて絶対にないもんね。ボク。
ついでに一曲。「人生、楽ありゃ、楽ばかり〜」黄門様、ごめんなさい。
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「得も取るけど、名も取りたい」
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原文は「得を取るより、名を取れ」意味は金銭の利益を取るより名誉を大切にしなさい。な〜んだけれど今どき基本はまずお金。ついでに名誉も獲得。どっちも大切でしょう。
それにしても、古い格言はケチだね。どっちかひとつな〜んてね。その方式でいくなら、世の中厳しいんだから、格言くらい景気良くド〜ンと、一挙両得といきたいもんです。ハイ。
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柳の下にドジョウは10匹
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普通の格言は「柳の下にドジョウは一匹」なのですが多少のアレンジを加えれば、今の世の中、10匹くらいはいますよ。 |